2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ギリシア史〈1〉を読み解いていく③アルキビアデスpart1

この本では、アルキビアデスという人物が登場する プラトンの著書「饗宴」では、ソクラテスと「美しさとは何か?」について談ずるところが面白く描かれている 饗宴 (岩波文庫)作者:プラトンメディア: 文庫 名声は政治家のペリクレスとまではいかないですが、…

ギリシア史〈1〉を読み解いていく②ペロポネソス戦争までの歴史

「ギリシア史〈1〉」を読んでいく中で、大まかな歴史の流れは掴んでおきたい まずは、ペロポネソス戦争が始まる経緯について整理しておこう ・ペルシア戦争 ペロポネソス戦争が起こる前までは、ペルシアがギリシア本土に侵入したことがあった(ペルシア戦争…

恐怖の哲学 ホラーで人間を読む

恐怖の哲学 ホラーで人間を読む (NHK出版新書)作者:戸田山 和久発売日: 2016/01/07メディア: 新書 なぜわれわれはかくも多彩なものを恐れるのか?ときに恐怖と笑いが同居するのはなぜか?そもそもなぜわれわれは恐れるのか?人間存在のフクザツさを読み解くのに…

ギリシア史〈1〉を読み解いていく①

ギリシア史〈1〉 (西洋古典叢書)作者:クセノポン,Xenophontis,XENOPHONTIS発売日: 1998/05/01メディア: 単行本 前411年から前362年までのギリシア史(原題は『ヘレニカ』)。トゥキュディデスが筆をおいたペロポネソス戦争(アテナイとスパスタの戦い)末期か…