人はなぜ物語を求めるのか
- 作者:帽子, 千野
- 発売日: 2017/03/06
- メディア: 新書
人はストーリー形式で出来事を認識しているところがあります
今の僕のストーリーを単純に切り取れば「パソコンで文字を打っている」になります
ここから、この文に「ブログを書くために」と理由を付け加えることで、文章が滑らかな感じになります
コミュニケーションの場面ではどうでしょうか?
例えば、初対面の人と話すとき、その人のストーリーが分からないので緊張します
見た印象から、「この人はおそらくこんな感じ」と勝手にイメージして、対応を円滑にしようとするものです
ストーリー形式で認識していくことは、その瞬間瞬間では当たり前のように起きています
しかし、その認識は一旦は納得して安心したいだけかもしれませんし、実際はかなり誤解しているかもしれません